5/28発売のAdobe Creative Suite 5に含まれる、FLASH3兄弟の長男(勝手に長男と思い込んでる)のFlash Builder 4について今日は書きたいと思います。

Flash BuilderはFlash Catalystと同じく、CS5からCSシリーズに組み込まれる訳ですが、Catalystとは違って、バージョンはすでに「4」です。(CtalystはCS5といえ、1作目です。)
今まではFlex Builderという名称でしたが、今回名称がかわりました。
そして、実はCS5にさきがけて、単体製品版は4月9日に既に発売されています。

Flash BuilderもFlash CatalystやFlash Professionalと同様、フラッシュコンテンツを作成するアプリケーションです。
swfファイルを作成する事ができ、主にRIA開発で利用されています。

Flash Builderは、CS5ではweb premium とmaster collectionにふくまれます。
Flash Builderが、CSに入ってくる意味。
それは、「WEB制作において、Flash Builderだって必須だよね」ってことだと思います。

今まで存在は知っていたけれど使った事が無かった、というような人でも、使いこなせる事が必要になってくると思います。

今までは、web制作に利用するアプリケーションの中で、一番難しいのはFlash Professionalだと私は思ってきました。
今回からは、Flash Builderになると思います。
とはいえ、同じ事をFlashでやるより、ずいぶん楽にくむ事ができます。

web制作者を名乗るなら、ぜひともマスターして使いこなして下さい。


今回は、大幅な変更がたくさんあったのですが、まず、Flash Builderを使った事が無いという方が制作者の中には多いと思いますので、どういうところでBuilderを使うのかご紹介しましょう。

Builderは大きく2通りの活用方法があって、一つはweb上で動くswfの作成、もう一つはローカルアプリのAIRアプリの作成です。
AIRアプリはFlash Professionalなど他のソフトでも作る事ができますが、高機能なAIRアプリを作るには、Builderは必須です。

BuilderはFlashのDreamWeaverのようなもの、と考えていただくとわかりやすいと思います。
ボタンや画像などのコンポーネントを並べ、それをスクリプトで制御して利用します。
スクリプトはActionScriptを使います。

webアプリケーションとの親和性がとても高く、また、HTMLよりもずっとリッチなインタフェイスを持たせる事ができます。
AJAXでもリッチなインタフェイスは作る事ができますが、Flashだとブラウザ依存を気にする事無く、開発をする事ができるのです。
たとえば、ファイルアップロードの前に拡張子のチェックをしたり、一度に複数ファイルをアップロードしたり、ダウンロード時にプログレスバーを表示したり、HTML+AJAXでやろうとするとめんどうなことが、簡単にできるのです。


さて、そんなBuilderくんの、新機能紹介です。

ざっと書きます。

■データとサービス
ローカルやweb上のXMLデータや、HTTPサービス、PHPやJSP、ColdFusionなどとの連携がとっても簡単になりました。
DBからデータをとってきて、データグリッド(表)にデータを並べる、という形は、以前からも良く利用されていたと思うのですが、ウィザード形式でボタンを押していくだけで簡単に使えるようになりました。

たとえばRSSリーダーやtwitterアプリなどが簡単に作れます。

■コードを書くのがとても楽に
クラスをクリックしてF2で詳細を表示してくれたり、F3でクラス定義に飛んだり、相互の行き来が楽に行えるようになりました。
コマンド+クリックでカスタムクラスのプロパティ定義にジャンプすることもできます。

また、右クリック→リファクタリングで、クラスの名称変更が一括でできるようになりました。
クラスを利用しているところも全部一気に書き換えてくれます。
クリックイベントに、まだ定義していない関数を記述したら、その関数が作成される、というのもかゆいところに手が届くありがたい機能です。

■Flash Professionalのエディタとして
Flash ProfessionalでActionScriptをがりがり書くとき、エディタとしてう〜〜ん。という事もあります。
Flash Professionalでドキュメントクラスを作成しようとすると、Flash Professional上でコードをかくか、Flash Builderで書くかを選択できます。
ここでBuilderを選択すると、Builderをエディタとして利用できるため、上記のクラスの一括変更なども利用する事ができます。
個人的にはAction Scriptを書くのはBuilderのほうがずっと楽だと思っているので、これはとてもありがたいです。

■デザイン変更が楽に
今回、仕組みががらりと変わっていて、Sparkが採用されました。
今までは、がんばらないとデフォルトの深緑のレイアウトになったのですが、今回は、デザインテーマを選ぶだけで、がらりとデザインを変更する事ができます。

また、今回Flash Catalystが出たために、今までFlexでとっても時間をとっていたデザイン作業が、とても楽に進むようになりました。
PhotoshopやIllustratorで作成した画面デザインを、Catalystを通すだけで、そのままFlash Builderにもってこれるのは、とってもありがたい機能だと思います。

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先日も書きましたが、「FLASH使えます」というのは、FLASH3兄弟全てを使えなければ言えなくなるとおもいます。

FLASH3兄弟のCS出現に戦々恐々(?)としているWEBデザイナーの方も多いと思います。
でも、全然恐れる事はないです。
高機能なflashコンテンツを簡単に作成できるFlash Builder、ぜひ立ち上げてください。
ぜひ、使ってみて、便利さを体感してみて下さい。

AS3ガリガリ書かなくても、ある程度作ってくれるんですよー。

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カテゴリ:FLASH/FLEX/AIR