MOドライブ製造終了になったし、MOどうしようかね、なんて話題がタイムラインを流れていたとき、ふと思い出したのです。
学生時代に購入したSuperDiskって、今のうちに読み取って保存しとかないと、データが取り出せなくなっちゃう、と。

そんなわけでフロッピーとスーパーディスクのデータを一生懸命避難させている時に見つけたのが、12年前、大学生の時に書いた文章。(浪人したので、大学4回生で23才でした)

これは、内定が出た後、会社からお題が出されて提出した文章です。
氷河期まっただ中だったので、内定式は前年で打ち切られたそうで、内定式もなく、本当に4月から働けるのかしら?と思ってた時に届いたお題。
3つあって、その中から一つ選んで提出だったかな。
その3つはちょっと見当たらないけど、うさこが選択したのは、これからのインターネットビジネスを考える、って感じのお題でした。

ちなみに、その時代がどんな時代だったかというのは、下記ページを参考にして下さい。
webデザイナーになるまで


西暦でいったら、ちょうど2000年。
ネットは電話回線、定額ではなく、ようやく都市部のみISDN定額が普及し始めた頃でした。
私が住んでいた京都は、4回生のときの7月下旬に開通。
個人のいわゆる「ホームページ制作」が盛んに行われていてとても楽しい時代でした。
携帯電話でようやくメールが送れるようになったころかな。
携帯でwebは無理(訂正:ちょっとだけあったかも。壁紙ダウンロード!程度のものが)、携帯の液晶もまだモノクロだったかと。PHSの人も結構いました。
着メロ?着歌?自分でケータイに音符打ち込んでました。
さすがにポケベルは居なかったけど(1回生のときはポケベルが多かった。)
Googleなんてまだマイナーで、もちろんGoogleMapなんてありませんでした。

そんな時代、ってことをふまえて読んでもらえると、結構面白いんじゃないかと。
社会にでてない学生が考えたにしては、収益なんかも考えてるし(甘いけど)頑張ってたんだねー私、って感じ。
文章下手だけど、その辺は勘弁してやって下さいな。



 インターネットを利用したビジネスで私が提案したいのは、インターネット上の街を構築することである。情報を得る手段の一つとして、インターネットは、今では、不可欠なものとなっている。これからますます利用者が増え,我々の生活に浸透して行くものと思われるが、私にとっては、インターネットの情報は、あまり、うまく整理されていないように思われる。例えば、旅行に出ようと思った時、宿泊施設は宿泊施設がのっているページを探し、そのなかで、行き先にあったものを選ぶ。そして、その施設に行くために、地図の機能をもつページでその土地を検索し、地図を取り出しておく。その後、食事をする場所を考えるならば、飲食店がのっているページを探し、行き先の地域の土地で飲食店を検索し、選ぶことになる。もちろん、ホームページにのっていない店や施設は、どのように素晴らしいものであっても、知る手段がないため選択することはできない。


 私が提案したいインターネットの街は、地図としての機能や、街の情報の検索の機能をあわせもつものだ。つまり、地図を表示するページがあり、その地図上で、宿泊施設、飲食店、その他駅や郵便局などの位置が分かるとともに、そのホームページへのリンクを張るものである。ジオシティーズという、YAHOOが提供している無料ホームページスペースでは、いくつもの通りがあり、そこから、番地を選んだり、家をクリックすることでそのホームページを見ることができる。それを実在の街で実現するというものだ。旅行する時であっても、目的地の周辺を調べるだけで、様々な情報を同時に得ることができる。例えば、駅のホームページでは、その駅の時刻表を見ることができたり、映画館では上映作品や上映時間、予告編を見ることができたりする。その土地全体の総合的な情報を利用しやすい形で提供することによって、利用者も増えると思われる。


 その、インターネット上の街を構築するにあたって、利用者を増やすために考えなければならないのは、できる限り多くのためになる情報を掲載するということだ。例えば、リクルートが提供している総合情報ページにISIZEというものがある。これは、企業が提供しているということもあり、個人作成のホームページよりも情報量が多く、私自身、利用することもよくあるのだが、このページは、グルメならグルメ、旅行なら旅行、地図なら地図と、分かれているため、別々に調べなくてはならない。そのうえ、そこに登録されるようにするには、全て飲食店側で登録作業を行わなければならない。このような登録作業が必要になることによって、登録件数が、実在の店鋪数をかなり下回ることになり、是非とも押さえておかなければならない老舗や有名店などでも掲載されていないものが多数ある。そこで、インターネット上の街を作るにあたって、店鋪、宿泊施設など(以下、対象施設とする)の登録作業は、その対象施設からの登録ではなく、全てこちらで行わなければならないと思う。そして、登録件数を増やすため、全て表紙ページは無料作成すべきであると思われる。表紙ページには外観写真、定休日、電話番号等の基本的な情報を掲載する。外観写真を載せることによって、地図としての機能性を高めることができると思われる。これからは、携帯電話などの持ち運べる形のインターネット利用がより普及すると思われるため、旅行者にとっては、ガイドブックとしての機能をも合わせもつことができるだろう。また、カーナビのシステムとインターネットを組み合わせることによって、地図としての価値も向上すると思われる。


 このインターネット上の街において、無料で表紙ページを作成すると書いたが、収入としては、以下のようなものが考えられる。


 一つめは広告収入である。先に述べたジオシティーズやフリーウェブといった、無料ホームページスペースを提供するシステムなどと同じように、バナ−広告による収入である。全てのページにバナー広告を表示し、その広告主の企業などからの広告料を得る。これは、利用者にとっても、対象施設にとっても負担がかからないため、利用者や登録数の増減には響かないと思われる。先に述べたISIZEでは、飲食店側の登録は無料だが、特典を受けるために個人が会費を払い(月300円だが、その手間が負担に感じることもあるだろう。)、会員にならなければならない。このことによって、利用者が限られるのではないかとも思われる。広告については、ページに関係のある広告を掲載することによって、広告としての機能も高まると思われる。


 第2の収入源は第1の収入と対になるもので、広告をページからはずすことを有料にし、そこから得るものだ。自店のページに他店の宣伝が掲載されるのを好ましく思わない店もあるだろう。そういった場合に、有料で広告を掲載しないということを選択できるようにする。


 第3の収入はホームページの作成代行によるものである。この作成代行をシステマチックに行うことによって、このインターネット上の街の利用方法を増やし、利用者の拡大につなげることができると思われる。


 例えば、是非とも加えたいページがアルバイト、社員募集のページである。このページを作成することによって、街のアルバイト情報、就職情報のページとしての利用方法が生まれてくる。また、ページを同じシートで作成することによって、雑誌掲載よりも割安になり、対象施設にとっても、利用しやすいものとなる。(例えば、アルバイト情報誌のフロムAは、3×5.5センチの記事を掲載するのに2万円かかる。)既存のアルバイト情報ページやアルバイト情報誌などを利用する際、問題なのは、職場の位置、交通手段、雰囲気が分かりにくいことだが、このインターネット上の街で考えるならば、そういったものを多少なりとも垣間見ることができる。(例えば、飲食店ら、料理の内容が分かるし、制服の有無なども事前に分かる。)


 次に加えたいのが、通信販売のページである。インターネットで問題視されていることの一つに年代による情報格差(年代によって、インターネットを利用する割合に差があり、その結果、得られる情報量に差がでるというもの。)があるが、その反対に私は地域による格差が生じないのが、大きなメリットだと思う。ただし、どのような情報が得られたとしても、商品などが手に入りにくいという状況は変わりない。そこで、インターネット上での店の商品を、家にいながらにして、手に入れることができるようなシステムを提案したいと思う。これは、通信販売専用の会社が行うものではなく、街で普通に見かける店ごとに行えるようにする。それぞれの店鋪で通信販売を行うことができれば、多忙で思うように時間がとることのできない人も、都市部以外に住んでいる人も、商品購入が手軽に行えるようになる。この通信販売を実現することができれば、インターネット上の街が、実在の街とある程度同じ意味を持つことができるようになると思う。


 また、住宅地などでは、より価値のある、地域に密着した情報を提供するために、スーパーなどのページで、毎日のように新聞の折り込み広告に書かれているような「特売品」などの情報を掲載するページを作る。そうすることで、チラシが入らない少し離れた地域の情報も得ることができる。インターネット上で定休日かどうか分かるため、出かけてから気付くということもない。また、地域や公民館で開催される祭りや運動会などのプログラムなどをのせるのも良いと思う。


 そして、一般の対象施設の利用者以外に対する情報提供として、従業員専用のページが考えられる。例えば、シフトの掲載されたページ、連絡事項を伝えるページ、名簿のページ等を掲載し、インターネット上で自宅から見ることができたり、自宅で手を加えたりできるということは、利用価値が高いと思う。宿泊施設、飲食店などでは、予約状況なども見ることができるようにし、関係者内で情報を共用できれば良いと思う。


 この実存するインターネット上の街に加え、実存しない街(例えば、インターネット上での通信販売のページや、各種スクール、個人ページなどを載せた街)を掲載するスペースを作ることによって、より多くの情報を総合的に提供することができるのではないかと思われる。今では、ソフト販売などは個人で作成したフリーウェアシェアウェアふくめ、インターネット上で取り引きされることも多く、また、今後通信事情の向上によって、インターネット上の外国語スクール等も増え、実際の街にはない、インターネット上のみに存在する会社なども増えるだろう。例えば、CDの販売は、この先インターネット上で配信されるようになるだろうし、レンタルビデオ、CDなども、この先パソコン上でやりとりされるようになっていくことと思う。これらの情報もサポートできるよう、もう一つの街を作る必要もあると思う。


 私が、これらのインターネット上の街で実現したいのは、家にいながらにして、ある程度普通に外に出かけるのと同じ生活を送ることができるようにするというものだ。よくあげられる未来の図では、仕事も家のなかで行うという状態がよく見られる。現に、ある程度のことは、今でも実現していると思う。これからさらに、自宅で仕事をする形態が普通になっていった時、家にいながらにして、様々な情報を得ることができ、商品なども得られるようになれば、どこに住んでいても、同じ生活が送られるようになる。わざわざ都心部に住む必要もなくなり、通勤時間を浪費することもなくなるだろう。このインターネット上の街の構築が、余裕のある生活を送ることにつながればよいと思う。

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