ちなみに、CS5.5での制作方法の記事はこちらです。
http://usakororin.livedoor.biz/archives/51771487.html
(作業)場所は3カ所。
1)InDesign上
データの制作はここでします。
2)Folio Producer (WEBサイト)
スクロールだとか、記事のタイトル設定だとか、ページが広告だとか(広告だったら目次に表示しないとか)、細々設定が行えます。
綴じ方向、表紙画像の差し替えや、他のfolioの追加、HTMLを同梱する場合のHTMLファイルのアップロードなどができます。(zipでup)
(ローカルとのデータ管理がややこしくなるので、手順は社内でルールをつくったほうが良いと思います。)
自分以外の人とfolioの共有や、公開(販売?)設定はここでします。
3)Adobe Content Viewer(iPad等)
アプリ内でサインインすると、アカウントに紐づけられているfolioの一覧が表示されます。
必要に応じてダウンロードしてきたり、しまったり(アーカイブ)できます。
1)InDesign上でのデータ作成
ファイルの作成は、新規ファイル作成時に下記のようにします。
CS5.5からの変更点は、縦横レイアウトを1ファイルに入れることができたこと。
CS5.5では、縦横それぞれのファイル作成が必要だったので、文言の変更などいちいち2ファイルの修正が必要だったりと、作業が煩雑だったのですが、CS6では複数のレイアウトを1ファイルに入れることができるようになったので、この作業がグンと楽になりました。
それ以外のインタラクションは以前と変わりないので、CS5.5の記事を参考にして下さい。
こんな感じです。
Folioの作成
Folioは、1冊のデータ、そのなかに複数の記事が入るという形になります。
記事一つにつき、前述の縦横同梱ファイルが1点必要になります。
FolioはInDesignファイルを開いてなくても作成できます。
1)Folio Builderパネルで、新規Folio作成
2)ターゲットデバイスや、縦横、表紙などを設定します。
PDFベースで作成すると、デバイス上での拡大縮小が可能だったり、Retinaなどでも美しい表示になります。おすすめ。
3)デバイスは色々選択できますよ。
4)作成したFolioが一覧表示されます。
人のアイコンがついているものは、複数で共有しているFolioです。
5)Folioのプロパティを変更できます。
6)記事を追加します。InDesignファイルや、HTMLリソースを追加できます。
Folioに記事を追加したら、あとはFolio Producerの出番です。
Folio Producer (WEBサイト)
このように作成したFolioの一覧が表示されます。
ここで、HTMLを追加したり、記事名を変更したりもできます。
Adobe Content Viewer
iPadなどにアプリを入れて、サインインしたら制作したFolioが表示されます。
参考書籍
樋口さんの本を片手に制作しました。
EPUB側も載っているのでお得です(笑)
こちらはAdobeDPSの事例が数多く掲載されています。
多様な事例がまとめられているのでクライアントさんに説明するとき等に便利です。
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