ひょんなことから、海外の若手官僚の方が日本で受けてる研修を見学させてもらいました。
その中で、日本は外国人観光客を増加させたいと思ってる、って話があって、そういえば、プチ留学にいって、帰国したらまとめようと思っていたのにすっかり忘れていた、ことを思い出したので、書きます。

個人的には、日本の人口これから絶対減っていく(特に、動き回って活発に消費できる世代が減っていく)ことから、外貨稼がなくっちゃ!って思想が根底にあります。

ちょっと前に書いてたのですが、年末勉強発表会の内容とかぶるので、発表会が終わった今、公開します。

2012年の海外からの観光客数
1位フランス(8301万人)
2位アメリカ(6696万人)
3位中国(5773万人)
4位スペイン(5770万人)
5位イタリア(4636万人)
32位日本(837万人)だそうです。
※2013年は1000万人を超しました。

世界遺産が一番多くて、しかもヨーロッパという恵まれた?立地にあるイタリアと比較するのは酷なのかもしれませんが、アジアの中国が3位にいるし(日本からの観光客数も多そうだけど)、日本は治安はめちゃくちゃいいし、日本独自のコンテンツってのも豊富だと思う、ので、5倍も差がつくのはなんだかなと思います。

観光客の目として、いいなぁと思ったこと。

1)電車のオンラインでの予約、チケットレス乗車


TRENITALIA
http://www.trenitalia.com
「そうだ ヴェネツィア 行こう」と思い立ったときに、ここでチケット購入。

RAILEUROPE レイルヨーロッパ
http://www.raileurope.com/
日本語版
http://www.raileurope-japan.com/
これ、多分日本でつなぐと日本語のサイトになります。
フィレンツェ往復は日本で購入していったんですが、……手数料が結構高い。
他の人にチケット価格言ったら驚かれました。

ネットで電車のチケットが購入できます。メールでPDFが届きます。
イタリアの駅は改札が無くて(地下鉄はありました)、チケットレスの場合チケットチェックに回ってきた車掌さんに、スマホとかでそのPDFの番号を見せるだけでOK。
印刷して持ち込んでもOK。
ビジネスっぽいイタリア人はかなりの割合でこれを使ってたように思います。
(観光客は窓口購入の紙チケットの人も多い。)
ちなみに指定席以外のチケット(指定席が無いもの含む)は、駅のホームでチケットに日付を押す機械を通さなければ、罰金とられるそうです。

日本でも海外からの観光客のかたの新幹線のオンライン予約はあるようです。
http://www.westjr.co.jp/global/en/travel-information/pass/
http://www.eki-net.com/pc/jreast-shinkansen-reservation/English/wb/Common/menu/menu.aspx
東海道新幹線どこ?
が、プリントして(ホテルで借りろと?)、みどりの窓口に行かねばならないようす……。
しかもこのサイトは日本国籍のひとは利用できません……。
てか、同じJRって名前なんだからwebサイト一つにしようよ!観光客に理解せよというのはちと厳しい。

日本国籍の場合、JRのクレジットカードを契約して予約です。
受け取りは機械でも窓口でもできます。
(※現在は乗車券の同時購入ができなくなり、ICカードでの乗車が推奨されています)
ここのシステム一緒にしようよー!
日本人相手のも、西と東でシステム違います。

改札がある関係上、チケットへ変更するステップが必要なのはしょうがないと思うんですが、見知らぬ国での対人対応ってめっちゃ疲れるのです。
オンラインで予約して、機械でチケット出してほしいです……。

私がイタリアで旅行した際は、慣れない英語を使いました。(他の国でも同様)
対応するイタリア人の方も母国語ではない英語を使います。
日本に来る外国人も同じです。海外に旅行に行こうとする方には、英語をしゃべる方は多いかもしれませんが、ネイティブでない人は多いはずです。
お願いだからしゃべらずにチケットくらいゲットできる手段を用意してください……。
できるだけ機械化してほしいのです。

そうそう、ついでに書くと電車車内がとてもオシャレでした。
プチ鉄子としてはそれも楽しかった。九州の電車みたいな感じかなぁ。
でも、対面のまま動かせない席なので、ちょっとお向かいの人が気になるかも。
韓国でも固定だったなぁ。(韓国の場合、席が真ん中向くので、一番真ん中だけ対面という。)
新幹線や京阪特急みたいに変更できる方が珍しいのかな?


2)美術館のオンライン予約


ウフィツィ美術館、最後の晩餐ってのは入館時間ごとの予約が可能でした。
当日並ぶと2時間待ちとか。
こういった予約システム、日本でももっと普及しないかなぁと。
人気のもの、例えば「デザインあ展」なんか、強烈に込み合ってましたよね。何時間待ちとかそういうのも聞きました。
あと、瀬戸内芸術祭のカフェなんかも限られた時間で並ぶこともできず、入れなかった。
そういった込み合うものは予約にしてくれたらなぁと。
海外からというだけでなく、国内であっても観光客というのはタイトなスケジュールで動いてたりするので、たとえ予約費用かかっても(両方かかりました)確実に押さえたいっていうニーズはあるはずです。
USJのエクスプレスパスとか、そういった思想に基づいてますよね。お金払うけどほとんど並ばずに利用できる。
ああいった仕組み増えたらいいなぁ。

3)英語のオーディオガイド


常設の博物館(たとえば原爆資料館だったり)は日本でもいろんな国のオーディオガイドがあります。
最後の晩餐では日本語のオーディオガイドを借りました。
ただ、常設ではないモジリアニ展でも、イタリア語だけでなく、英語でのオーディオガイドがありました。しかも無料。
これ、日本でもあったら良さそう!と思いました。
期間の限られた○○展って、外国のかたあまり見かけないなぁと。それはやっぱり日本語の壁じゃないかな、と。


4)困ってたら助けてくれる


ミラノは観光地だから英語通じるよ、なぁんてみんなに言われて気楽に行きましたが「通じない!」
観光地以外を巡ることも多かったからかもしれません。
スーパーとか、マクドナルドとか、タバッキ(コンビニみたいなの)とか、電気屋さん、文房具屋さん、フードコート、マリンスポーツショップとか。日常っぽいものを体感したかったから、わざとそういうところ行ったしな……。
チケット売り場の人、車掌さん、美術館の学芸員さん?はみんなぺらぺらでした。
日本よりマシかな??大して変わらないかも?くらい(〜_〜)

だけど、イタリア語で話しかけられて、顔に「?」を浮かべたら、英語に切り替えてしゃべってくれたり、他のお客さんが英語で助けてくれたり、身振り手振りで教えてくれたり、英語通じる所の電話番号を書いてくれたり。
なんだかんだ親切だった。
ま、でも日本もここは大丈夫だと思う。
あれだ、大阪のおばちゃんが英語マスターしたら、めっちゃ観光客に優しい街になると思う(笑)

5)Bike mi(バイクミー)


http://www.bikemi.com
レンタル自転車のシステム。自転車がおいてあるの拠点から拠点まで自由に乗れる。
これも、オンラインで登録(クレジットカード支払い)したら、あとはステーションで4桁の暗証番号入れるだけで利用できる。
対人の対応が不要。ありがたい。

1日2.5ユーロと1週間6ユーロと1年36ユーロのコースがあって、私が使ったのは一週間のもの。
30分以内は追加料金はなく無料で、30分以内に好きなステーションに返却するだけ。
10分時間をあけたらまた乗れるので、ちょっと乗って、観光して、ちょっと乗って、というのに最適。
観光客も本当にたくさん使ってたし、現地の方も使ってた。
大阪とか東京では無理があると思うけど、京都と奈良、ぜひ導入してほしい!
何が便利って、迷ったときにBike meの番号で、現在地がわかること……。

※レンタサイクル自体は京都も充実してるけど、拠点がありとあらゆるところにあって、一回乗るごとに返す(止める場所に悩まなくていい)のが大きなメリットです。あと、対人対応がいらないとこ。
京都だったら希望の場所に持ってきてくれて、乗り捨てできるのがあって愛用してるけど、あれは外国人には厳しいと思う。(電話で場所の指定などが必要)

6)クレジットカード


クレジットカードが使いやすい。
その辺の小さなお店のランチでも問題なく使える。
日本だと手数料が高いから、使えないお店が多いって聞くよね。
この辺もうちょっと導入しやすくしてほしいなぁ。

7)通信


私は面倒なので国際ローミング使ったけど、他の国からきてた子はsim買って挿してた。
そういうのが弱いってのは聞く。
wifiはホテル、乗り継ぎのヘルシンキ空港、学校では使えたけど、無料で町中でもつかえる!って感じでもなかった気がします。
有料のwifiはショッピングセンターや長距離電車などでも飛んでた。有料だったので使ってないけど。

8)サマースクール


自分が行こうと思うまで、全然知らなかったのだけど、ミラノは展示会の街で(ミラノサローネは有名だよね)、ファションウィークだとか、いろいろそういったイベントが行われて、世界中から人が来る街なのね。
んで、夏休み中、ミラノのいろんな学校で、私が参加したようなサマースクールが開催されていて、そういった各国からサマースクールに来た方のパーティーなんてのもありました。
https://www.facebook.com/milanosummerschool?fref=ts

他のクラスメイトの話を聞いてると、ミラノでサマーコース受けた後、イギリスでサマーコースに参加するって人も何人かいました。
イギリスも結構サマーコース充実してるみたい(しかもミラノより安いらしい)
観光半分、勉強半分で夏休みを利用してくる学生がたくさんいるという訳です。
京都の大学&専門学校あたりで、これできないかなぁ……?
多分、一校が頑張っても無理なんだよね。いろんな選択肢があることが大事で。

逆にキツかったこと。日本がステキなとこ


治安。
海に面した場所柄、ある程度しょうがないんだろうけど、移民の人だかが多くて、駅には必ず物乞いの人がいる。これは結構つらい。
地下鉄の車両内で、演奏したり歌ってる人(お金)が多いけど、缶もって回ってくる人とか。
小学校入ってないくらいの女の子にお菓子買ってってせがまれたりもね。
あと、観光地ではミサンガ売りつけたり、ござ敷いていろんなもの売ってたり。
ああいうのもちょっとな〜〜。
ついたその日に、駅で親切そうに自販機操作して切符かってくれたおぢさんに2ユーロおつりちょろまかされたし。
ミラノ中央駅の地下鉄切符売り場にはいつもいるので気をつけて!
命の危険を感じるようなことは無かったけど、軽犯罪は多そうな感じでした。

サマータイム。
あれ、必要なんでしょうか。時差の計算が面倒です。
システム上も面倒だと思う、あれ。

犬。
犬飼ってる人が多いのはいいけど、電車だとかトラムに一緒に乗ってる……。
駅に犬のマーキングがあったのはちょっと……。

コンビニ。
コンビニってすごいよね〜〜。イタリアにまさかコンビニが無いとは。
黙って買い物できるのが本当にありがたい。
スーパーはあるんだけど、調理せずにさくっと食べられるお菓子でない食べ物、ってのが探しづらい。
日本だとおにぎりとかサンドイッチにあたるもの。

土日空いてる。
イタリア、土日店がガッツリしまります……。
サマーバケーションな時期だったこともありますが、日曜日なんてゴーストタウンです。
観光地は空いてるけど。
ちょっと外れるとその辺でご飯、ができなかったり。

電車が読めない。
長距離列車、遅れました。
放送で駅名言われても解らないので、おりるのタイミングを時間で見ようと思ってたのですが、イタリアでこれは危険です。
あと、乗る電車も時間で見ない方が良いと思います。

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