フリーランスとして独立してから12年、法人化してから11期を終えることができました。
まだまだ3〜4年目のような若輩者気分でいますが、いつの間にかもう若手とは言ってもらえない年になりました。

デザイン全般とはいえ、web制作を中心にしているからか、発注側の会社さんは代理店などからの発注よりも、企業やお店と直接やり取りしているものも多く、どういったクライアントさんから仕事を請けているか、とそれぞれの特徴をまとめてみることにしました。


12年で取引した企業は116社です。
一部、企画だしたり動いたけどポシャったとか、途中で先方が音信不通になって仕事にならなかったものもありますが、100社以上と金銭が発生する仕事をしています。

直接取引と間が入る取引


直接企業とのやり取りが64社
代理店とのやり取りが15社
制作会社が37社
制作会社のうち、web制作の下請けが20社(その他は印刷物やシステム制作で、webを外注)

ただ、制作会社の企業サイトをつくると直接取引ってことになりますし、ちょっと曖昧なところもあります。

クライアントの法人格


法人が 92
個人事業が 11
公的機関が 13
独立したての頃は、大阪市の入札で仕事を得ることも多かったのですが、最近は暴落してしまってとても仕事にならないので、請けていません(受注している人はあれでやっていけるのだろうか……)。国関係の仕事(東京で入札が行われるもの)は、地方目線でみると十分利益確保ができるものもあり、時々請けています(もちろん入札です)。

クライアントのクライアント


BtoB(クライアントのクライアントが企業) 73 
BtoC(クライアントのクライアントが消費者) 43
他社さんがどんな比率か知りませんが、広告系の仕事は地方だと少ないんじゃないかなと思います。
CMなどの映像と連動の仕事も10件やったかどうか、ってくらいです。
(そもそも、広告代理店とのやり取りが多くないので、限られるのかもしれません)

クライアントさんの業種


医療福祉系 14社
教育系(学校、習い事含む) 10社

この辺りが多いかな、と思います。あと印刷関係。

支払サイト(クライアントさんの支払日)


終わってすぐ 個人事業の方中心に1割程度
翌月10日くらいまで 5社ほど(ただし、請求書を月末着で送らなければならない)
翌月末まで これが一番多いです。
それ以降 5社ほど
(「翌々月末」「翌々々10日」「手形(数ヶ月後)」など)

前にtwitterでもつぶやいたんですが、「それ以降」はほぼ(全てかも)印刷・出版系です。
私はもともと印刷会社で働いていたのですが、その会社も翌々末でした。
個人的には支払サイトが長いと先の収入見通しがたつので嫌いではないのですが、その仕事で外注費が生じる場合は、キツそうな気がします。
ちなみにうちは「月末締めの翌15日」で払っています。

振込手数料の負担


クライアント側で負担 9割ほど
こちらで負担(振込手数料) 1割ほど

これ、よく掲示板などでも取りざたされてますよね。
ネットショップ等で商品を買ったら、購入側が手数料を払うのが当然なのに、こういった時には手数料を引いてくる企業さんもいます。正直、そこは負担して欲しいなぁ……と思います。

更新等で3000円程度の仕事なのに、800円(+消費税)の手数料引かれた時は苦笑いしました。
ちなみに、訪問してきて手渡しで支払ってくださる会社さんもいます。
領収書と印紙は常に事務所に用意すべし。
あとは、現金を先方の会社まで取りにいくという会社さんもありました。結構大変。

メリット・デメリット


■直接取引のメリット
直接やり取りできるので齟齬が生じにくい。
スケジュール等の交渉がしやすい(先方の原稿が遅れたので納期も伸ばしてね、とか)
「御社に頼みたい」という方が依頼されるため、提案を通していただきやすい。
作ったものを実績として公開・公表できる。
口コミで他の方を紹介してくださることがある。

■直接取引のデメリット
先方がITに弱い場合がある。一人一台PCがないとか、メールアドレスがないとか。
原稿が全てFaxでくるとか、写真が郵送で、デジカメのSDカードでやってきたりとかも。
先方に予算感覚がない場合、どんどん希望が増えることがある。(話し合いで解決しますが)
担当者と社長の意見が違うときに、最後にひっくり返ると言う大技が待ってることがある。
(とはいえ、権限のある方とやり取りすることが多い気がします)

■代理店経由の仕事のメリット
大きな仕事ができる。大手は代理店経由で仕事を発注することが多く、そういった仕事に携われる。
技術的な話が通じる。先方との交渉はやってもらえる。
わりとコンスタントに仕事がある。

■代理店経由の仕事のデメリット
納期がキツいことが多い。(末端の制作部分を短縮して調整し、納期は基本的に伸びない)
予算が厳しいことも多い。(大きい案件が多いので、謎のひとつ。)
間に入る人のスキルで、仕事の負担が全然違う……。新人さんだとこっちがサポートしたり。
作ったものを実績として公開できないことが多い。(できる場合もある)

どこから仕事がやってきたか


こちらから営業した(入札含む) 11
案件に応募した 21
先方から連絡が来た 22
クライアントさんの紹介 62

独立したての頃は案件に応募したりしていましたが、今はリピーターかクライアントさんの紹介か、webから問い合わせがくる、のどれかです。
独立したての頃は、大阪市で「商談上手」という、マッチングサイトがあったんですが、それが公的なところがやっているもので、すごく安心感がありました。
企業が直接制作者を募集していたので、直接取引が増えたのもこれのおかげかなと思います。
そこから知り合って今もおつきあいのある会社さんも沢山います。
今のマッチングサイトは制作者(または中間業者)の下請け案件が多いかな〜という気がします。

売り上げ比率とかも載せたかったのですが、計算が大変なのでまた今度。

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カテゴリ:ひとりごと