ありがたいことにそれなりにご購入いただいているようです。感謝感謝。
人によってそれぞれだと思いますが、うさこがどうやって作ったのかを紹介します。
あ、先に書いときますが、うさこは絵を描くのが好きですが、上手ではありません。
アイデア出し
スタンプで使うかなーと思うシチュエーションをノートにザザっと書き出します。
スタンプは40点で1セットなので、最低60と思って、80目指してざっくりかきました。
ついでに宣伝。
書き出しに使っているのは「うさころりんぐノート」です。こちらも好評発売中!(笑)
これを、普段LINEをよく使ってる人に見せて、何となく方向性を決めます。
第二弾、第三弾と作っていきたかったので、今回は「感情表現」に絞りました。
感情を表すスタンプを使いたいって思ったときに、このスタンプがあれば表現できる、ってものを目指します。
下書き
真っ白のクロッキー帳に鉛筆(シャーペン)でもう少し大きく、丁寧に(????)描いていきます。
14ページ描きました。
掲載は一部のみです。
初めのアイデアになかったものも増えてます。
トレース
Adobe のIllustratorというソフトで、ラインを描いていきます。
下書きの意味が全くないです……orz
一枚にまとめる
Illustrator上に、370px×320px(スタンプの最大サイズ)のアートボードを並べ、イラストを一点ずつ配置していきます。
アートボードを分けておくと、PDFで保存したら1ページ1枚ずつになって、確認しやすいのと、1ファイルにまとめておくと、線の太さや色を一括で変えるとき等に便利です。
ここで全体の統一を図ります。
この時点で50点に絞られています。
着色
それぞれのイラストを1ファイルずつ新規ファイルにして着色します。
線、色、足下の影、の3レイヤーが基本です。
まず線レイヤーを複製して色レイヤーにして、ライブペイントツールで着色(うさぎのベースの白)します。
ライブペイントを拡張して塗りにします。
塗りのグループ化を解除します。
塗りを選択して、「内側描画」モードにして、塗りブラシツールで身体の影をつけていきます。
適当に塗った後、ダイレクト選択ツールでパスを綺麗に調整します。
一番下に影のレイヤーを作ります。
影とかの色はスウォッチ登録しておいて、次のファイル作るときにテンプレートとして前のファイル選んだらスウォッチに色が登録されてるので便利かも。
この行程はファイルを分けずに一工程前の一覧のファイル内でやれば良かったなーとちょっと後悔しています。
ここまで作業して、40点に絞りました。
最終調整
Photoshopに持っていって最終調整します。
ぼかしたり、色々。
Photoshopにスマートオブジェクトで持っていってるので、開いて色を変えたりしました。
並べてみたら、色が少ない印象だったので、足下の影の色を色々変えたり、汗の輪郭線は青にするなど、細かいパーツが見えやすいように調整調整。
pngファイルは偶数という規程があるので、マージンやサイズを調整して、pngに書き出して終了です。
登録・発売・利用
登録開始日に登録して(すぐ登録したけど、それでも185番)、5月8日に無事発売。
LINEスタンプ「うさこ喜怒哀楽」
1週間で200件近くダウンロードいただけてるようです。嬉しいですねぇ。
タイの知り合いに送ってみたのですが、タイでもLINEはめっちゃポピュラーだそうです。
発売されている、日本、タイ、インドネシア、台湾っていうのが、LINEが特に活発に利用されている地域なんでしょうね。
うさ姉が中国語の通訳・翻訳を仕事にしてるので、中国語への翻訳は頼みました。
タイの知り合いにタイ語もおねがいするとして、インドネシア語できる人がいたらなぁ……。
ちなみに、海外(とりあえず英語)だとスタンプでなく、ステッカーと言うみたいです。へえ。
反省点
スタンプがずらっと並ぶ中に入ると、線が細いかなぁ……?
うさぎの耳のせいで、顔サイズがどうしても小さくなっちゃうのと、全身を入れたかったので、顔が他に比べて小さくなって、並んだときのアピール度が弱い。ちょっと失敗。
他の人のものと一緒に並ぶ画像は、もうちょっと強めの線でもよかったかも。
うさくースタンプ第二弾
今は第二弾の作成にかかっています。
こんどは「ぱんだいぬ くーの1日」。
「今何してる?」をスタンプで返せるようなスタンプ集を予定してます。
朝起きてから仕事、夜、天気、病気などなど。
楽しみにしていただけると嬉しいです。
カテゴリ:デザイン・画像加工