胴体を差し替えたいと思いながら、入院中に書いてます。
妊娠中は本当にトラブル無しだったのですが、出産だけちょっと苦労したので覚え書き。

一ヶ月ほど続く、予約投稿しておいた怒濤の記事の合間にリアルタイム更新です。


6月20日が予定日でしたが、全く産まれる気配がなく、促進剤を使っての誘発分娩をすることに。

入院1日目
処置の説明や同意書、診察。NST(赤ちゃんの心拍モニター)

入院2日目
朝のNSTでお腹が張るとき(子宮の収縮のとき。これが連続してくるのが陣痛)やや赤ちゃんが苦しそう?とのことで、エコー
へその緒が巻き付いてるわけでもないらしい。
午後から陣痛室に移り、促進剤
5分おきの陣痛に耐えるも、薬で起こす以上の陣痛はつかず。
夜に病室でのNSTの途中で、看護師さんとお医者さんがバタバタやって来て酸素吸入つけられる
張るときにちびうさの心拍が落ちてたらしい。
普段120〜160とかの数値なのに、87とかでてた。

念のため、と陣痛室に移り、夜間もずっとモニターをつけるも、また深夜に心拍が落ちたらしく、看護師さんとお医者さんがかけつける。
数値、60までいってた。
無事に産まれるか怖くなる。

入院3日目
朝からバルーン入れてしばらくして促進剤
初っぱなから3分刻み、3時間たつ頃には1分刻みの陣痛。たぶん痛み的にはMAXまできた(>_<)
しかーし子宮口は5cm(10cmが最終形)
まだまだ産まれる気配はない。
初めは「この痛いのは私の身体ではない」と言い聞かせてごまかしてたけど、最後はもう丸くなって唸るだけの状態。めっちゃ痛い。身体と頭切り離したい。
本当にこの痛みって、現代の世の中で意味あるの?痛み止めとかなんで開発されへんの?とか意味のないことをぐるぐる考えながら耐える。

そんな中、先生の診察中に、またちびうさの心拍が落ちたらしい。(目を開けてないので数値わからず)
体勢を変えるよう言われる。
診察してる先生がどこかに電話して相談。

まだまだ時間かかるけど、陣痛の波でちびうさの心拍が落ちる。
まだちびうさの体力があるうちに帝王切開で出してあげましょう、と。

出産時に障害を負っちゃう話もよく聞くし、ここまできて無事に生んであげられないのがとにかく怖かったので即承諾。
で、そこからの陣痛の波が辛かった(笑)
もう手術決まったなら早く麻酔打ってぇ!って感じ。
促進剤はずして張り止め打ってくれたけど、間隔は伸びたものの止まらない陣痛。
麻酔まで5回くらい来たかな……。

麻酔が効いてくる時ちょうど陣痛きたけど、すーっと消えた。
うさこ、いきなりケロリ。

最近は横にきるのが一般的っぽいけど、緊急帝王切開のため、縦にきっていいかな?と先生。(縦のがスピーディー)
ちびうさが最優先なのではいと即答。
お腹に切られる抵抗を感じ、胸の辺りをぐぐぐと押される感覚があったあと、「うぎゃあ」と泣き声。

しばらくしてぎゃあぎゃあと連続した泣き声。
よかった!無事だった!

そのあと、顔のところにちびうさをつれてきてくれるも、イマイチ実感なくて、指でなでなでしながら出てきた言葉が「がんばったねぇ」
その人(助産師さんかな?)がちびうさの口をほっぺにつけて「ちゅ」っていってくれた(笑)
顔が白くてあれ?赤ちゃんじゃない。白ちゃん、って思ったけど、帝王切開だとそんなもんなのかな?

ちびうさの心拍が落ちた原因はわからないけど、へその緒が胎盤の端の方についてて細めだった、というのを聞いた。そんなの運だしなぁ……orz

子宮を縫われ、ホッチキスで23針とめられ、病室へ。
この日は麻酔もあり、身体中モニターと点滴なので私は対面できないままだったけど、うさ夫は抱っこしたらしく、「かわいかった」とさっそくメロメロ。

私は翌日はじめておっぱい吸わせたときに、ぶわっとわき出る幸せホルモンと涙に、初めて実感がでた。
わー。この子、私の子なんだ!って。
こんな大きなのがよくお腹に入ってたな!とも(笑)

これからが長いんだけど、がんばって、「苦労して生まれてよかったわーこの世界楽しいやん」ってちびうさが思えるようにしてあげたいなぁ。

誘発分娩だったから事前のNSTでちびうさの心拍チェックできてたし、帝王切開の説明も事前に聞くことができてたし、昔なら難産の末死産の可能性もあっただろうし、今の世の中に生まれてよかったなぁとしみじみ思いました。
でも、陣痛の痛みコントロールはもうちょい進化しても良い気がするけどね!

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カテゴリ:ひとりごと