たまにあることなんですが、依頼と見せかけて時間取らせておいての営業に遭ったので記事にします。
ある日、webサイトの問い合わせフォームから問い合わせ。
チリンチリーン。
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WEBに関するお仕事の件でご連絡いたしました。
弊社が中小企業の経営支援をしており、
WEBサイトやWEBシステムについてなどのご相談をいただくことがあります。
御社のホームページを拝見し、このような相談に対して
幅広く対応していただけそうな印象を受けたのですが
現在新規の相談受付はしていらっしゃるのでしょうか。
もし、ご対応いただけるのであれば条件等についての
お打ち合わせの時間を設けていただくことは可能でしょうか。
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何通かやりとりして先方がこちらに来ることに。
メールでやりとりしてた男性とそのメンターっぽい女性の2名が来社。
二人ともお若くて、やりとりしてた方はなんと新卒。3ヶ月。
3ヶ月にしては雰囲気も良く喋りも頑張ってはりました。
メンターの女性も喋りが上手です。
まずは先方が自社の説明。
パワポ資料的なものを見せながら、
いわゆるコンサル会社。もともとはOA機器の販売が中心で、サポート的に月1回訪問することで御用聞き的にコンサルにつながって親会社は一部上場してるとこ。
なんとなく親会社の社名だけは聞いたことがある気がする。
そのあと、どういった事業をしてるか聞いてくる。
直が多いのか代理店が多いのか、とか、どうやって営業をして仕事をとっているのか、とか、同じような制作会社と比較しての特徴とか。
パッケージとして開発しているツールの紹介などもする。
そんな感じで喋らされた後、先方がパワポ資料の途中に戻る。
要約すると、
コンサル契約を結んでくれた会社さんのネットワークで
担当の御用聞きさんたちがクライアントの要望を聞いて、
〇〇できる人いないかなーという話がSNSに常時共有されていて
うちの担当の〇〇社ができるわ〜！と手をあげることで、
売り上げUPの手伝いをしました！！！バンザーイ。
という話ですね。
それコンサルのあるべき姿なんか？
コンサル契約をする気はないので、「いりません。」と言ったらちょっと食い下がってきた（新卒の男性は多分まだ慣れておらず、メンターさんが喋り倒して食い下がる）
御社のこのサービス、あのクライアントさんや、あのクライアントさんにも提案したい、絶対需要あると思うんですよ。とかなんとか。
だったら、コンサル契約なんてしてなくても紹介したらいいやん。
必要なものを必要な人のところに提案するのがあるべき姿でしょーが。
言わなかったけどね。
最終的に「あー、なんだ営業しにきたんだな、って感じですね」といったらサクッと諦めて帰っていきました。
サービスで気になるものありますか？と言われたので、パワポ資料の中の「IoT」を聞いたけど全然中身IoTじゃなくて笑った。あれ、旬なキーワード散りばめて、わかってない経営者騙したいだけね。
今の流行りはAIとIoTですかねぇ。あと「働き方改革」というワードも使ってたな。
ちなみにIoTと言ってたサービスの名前を検索したら当然のことながらその会社さんのサービスではなかった。代理店として売ってるっぽい（笑）
一体あんたとこ何できるの？とまでは言いませんが。
あー。コンサルに悪徳のイメージがつきまとうのはこういうことからなんだろうなぁ。
というのをしみじみ感じた。
本当、来月の試験頑張ってコンサル名乗れるようにならないと。（資格なくても名乗れるし、多分このお子ちゃまたちより、よっぽどできるけどね……同列に並びたくない）
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実はこういうの初めてではなくって、以前にも「仕事があふれていて依頼したくて」、とアポをとっておきながら、お会いしたところなぜか先方の商品の売り込みをされるということは何度かありました。
一度なんて、梅田までこちらから会いに行かされて営業された上に、帰り道の信号待ちしてる時にセミが足に留まって、ストッキングにセミの足が絡まって取れなくなって、セミがふくらはぎで暴れ回ってすっごく不愉快でした。
制作会社あるあるなんですかね？？
特に、うちは直受けのクライアントさんを何件も抱えているので、クライアントさんごと狙われているのかもしれません。御社のクライアントさんに、って話も付き物です。
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あと、知り合いで信用できるから仕事をお願いする、っていうのはアリだと思うけど、お金払って所属しているグループ内で仕事回しあう、っていうものに参加する気はありません。
（これもよく誘われます。経営者の会みたいなのん。）
相手にとっても選択の幅が狭くなるでしょ。
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一つ感じたのは、自分の子供たちがこんな人をだまくらかす仕事についたら嫌だなー。
行くなら正攻法で行ってよね、ということ。
0歳児抱えてるとはいえ、新卒の子なんて20くらい年下なわけです。
産んでてもおかしくない年齢の子がこんな仕事の仕方をしてるのを見るのは結構心が痛いです。
カテゴリ：お仕事のはなし
