twitterで見かけたら会場が家から徒歩で行けるところだったので、あら楽チン、と申し込んで受けてきました。(動機が……)
もちろんそれだけなくって、講義と試験のセットだったので、講義もうけたいなーと思い。

会場に着いたらあら、みんな若い。
会場が大阪市立デザイン教育研究所というところで、隣に大阪市立工芸高校があるのね。
高校卒業後さらに専門的にデザインを学ぶ子たちが勉強する学校。
多分学校でこんなんがあるよー、受けてみなーと言われたんだろうなぁと。



第1部 色彩


色覚特性や高齢者の見え方について。

色覚特性の方は黄色の濃度の違いがよくわかる、という話が面白かった。
数値で解説する感じ。

あと、チェックツールでの見え方の特徴。
PhotoshopやIllustratorのツールでは黒に見えるはずの箇所が黒にはならないとか、EIZOのハイスペックモニタだとモニタごとシミュレーションすることになるので動画の確認もできる、とか。
なるほどなーと思いながら聞いてました。

ただ、こうやってユニバーサルデザインにする、というグラフの例がうーーーん。という。
グラフで使っている色名も入れちゃうというもの。
路線図は色名を入れる意義はわかる。
赤の線、といったら大阪では御堂筋線、東京では丸ノ内線だし。
だけど、グラフ内で使っている色を文字で表記すると、余計ややこしい。
変に意味がでてしまう。
こういった不要な文字が入ることで、外国の方、学習障害の方には余計理解がしづらいものになってしまう。

また、配慮が必要な人は、高齢者〇〇万人と、子供と、障害者と……なんと国民の半分!みたいなこといってたけど、それ単純に足しちゃダメでしょ。
高齢者の中で障害を持つ人もいるし、子どもにも色覚特性持つ人もいる。

などなどちょっとうーん、なことも散見されました。

第2部 文字組版


多分イワタの方?すごく話し慣れてるみたい。
ユニバーサルフォントの話と、適切な行間の話など。

パナソニックとイワタで開発したユニバーサルデザインフォントで、どのような調査方法で調査を行ったかなど興味深かった。

最小文字サイズは、会社によっては8ptとかに指定してるところもあるよとか。
コンデンス書体の説明のところで「タイプバンクレッツ」と言ってしまったのはご愛嬌。

ただ、印刷の基本の話が多くって……。
一応印刷会社出身なので、技術的には知ってることしかなかったかな。

初めて文字組みを勉強する学生さんにはすごく良い感じだと思う。
隣の子は半ば寝てたけど。




以上。
え……!?これだけ?
メディアって、印刷以外にwebも、サイネージも、動画も、音声も色々あるよね?
印刷だけやん……。

と思ったところ、協会の理事見てみたらほぼ印刷会社な感じ。
ああ、印刷の仕事に付加価値をつけるって感じなのかなぁ……。
印刷物にユニバーサルデザインを、という考え方は支持するけど、これで「メディア」を謳うのは無理があるなぁという感想。
MediaUDというより、PrintingUD?
ってPUDはパナソニック&イワタ開発のUDフォントか。
この内容でメディア、っていうのは無しだと思う。

官公庁のwebなんかは、納品時にアクセシビリティチェックが義務付けられています。
やったことがあればわかるけど、色に関しても数値で基準があるし、altとかも厳しい。
なぜ、その辺りに一言も触れないままなのかも疑問が残る。
もちろんアクセシビリティ ≠ ユニバーサルデザイン なんだけど、ユニバーサルデザインの中でアクセシビリティってでてきたし。……うーん。

2級と、現在製作中の1級にはもうちょっと動画だのwebだのあるんでしょうか。
自由記入のアンケートにぎっっっっっっっっしりと意見を書きました……。

ちなみに、試験はテキストやノートどれだけみてもよくって、9割合格するそうです。
まず真面目にやってたら落ちることはないでしょう。
たまに記述のところで時間足りなくなって最後が適当な人もいるらしい。
そんな感じでした……。

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カテゴリ:お勉強